Liferay図鑑は非公式の情報サイトです。Liferay, Inc.・日本ライフレイ株式会社とは関係ありません。

ブログ

  • DXP 2026.Q3の外部CMP連携とCONSENT_STATE Cookieの仕組み

    ニュースのポイント

    • Liferay DXP 2026.Q3で外部のConsent Management Platform(CMP)連携が導入された。設定場所はインスタンス設定の「Privacy」内にあるThird-party Consent Management Platformで、Provider Name、Script Tag、Consent Mapping Script、Enabledを指定する。
    • CMPでの同意結果は、Consent Mapping ScriptでURLエンコードされたJSON形式のCookie「CONSENT_STATE」に変換する。キーはNecessary・Functional・Performance・Personalizationの4カテゴリで、Necessaryは常にtrue。Functionalがfalseなら、サインイン時にREMEMBER_MEが作られない。
    • CONSENT_STATEが無い・不正・キー欠落の場合、該当カテゴリは「同意済み」として扱われる。記事は初期化時に意図した状態を設定することを勧めている。組み込みのConsent Managerと外部CMPを同時に有効にするとバナーが二重に出る可能性があるため、同時有効化は避ける。

    編集部コメント

    Cookiebot、OneTrust、Usercentricsなど7種のCMP向けにマッピングスクリプトの例が用意されているとのことですが、カテゴリIDやpurpose IDはテナントや案件ごとに異なり得るため、自社のCMP設定に合わせた確認が必要です。「同意情報が欠けると同意済み扱い」という既定の挙動は、実務で見落としやすい点です。

    テストはシークレットウィンドウで毎回行い、CONSENT_STATEの中身と実際の挙動を両方確認する、という進め方が紹介されています。詳細な手順は原文をご覧ください。

    出典:liferay.dev(David H Nebinger、2026年9月23日)(この記事は出典をもとに編集部が要約・解説したものです。詳細は原文をご確認ください。)

  • Liferay DXP Free Tier:入手方法と、Enterpriseへ移行する目安

    ニュースのポイント

    • Free Tierは、Enterprise Subscriptionと同じコア製品を1つのダウンロードで提供するものです(2026.Q1リリース)。各四半期アップデートの初回リリースが含まれ、利用はActivation Keyで管理されます。ソースコードはLGPLで公開されたままだと説明されています。
    • 入手手順は、liferay.com/downloads-community で最新の四半期リリースをダウンロードし、Marketplaceの Free Tier ページで「Get Activation Key」からフォームを送信してキーを発行する流れです。キーの有効期間は12か月で更新でき、特定のドメインまたはlocalhostに紐づきます。
    • AI HubとLiferay Data Platform、プロフェッショナルサポートとSLA、セキュリティパッチ・ホットフィックス、補償などは含まれず、サポートはコミュニティとドキュメントのみです。学習・開発・小規模利用向けで、本番ではEnterprise Subscriptionが強く推奨されています。

    編集部コメント

    クラスタリングは同じデータベースを共有する最大3ノードまで追加のキーなしで使えるとされています。セキュリティパッチが含まれない点は、本番利用を考える際に特に押さえておきたい条件です。

    Enterprise Subscriptionへはキーを差し替える形で移行でき、再インストールは不要と説明されています。詳しい違いは、当サイトの「エディションと提供形態・料金」のページも参考にしてください。

    出典:liferay.com 公式ブログ(2026年9月18日)(この記事は出典をもとに編集部が要約・解説したものです。詳細は原文をご確認ください。)

  • Liferay WorkspaceとClaude Codeで、AIを使ってLiferay開発を始める手順

    ニュースのポイント

    • Liferay Workspaceは、スクリプトや標準のディレクトリ構成、AI向けスキルをまとめた開発用の環境です。blade init の際にスキルパックが含まれ、Claude Codeをワークスペースで開くと利用できると説明されています。
    • チュートリアルでは、Liferay Objects(イベントと申込)、Fragmentによる3ページ、Style Bookによるブランディング、承認を含む申込ワークフローを作ります。必要なものとして、Java 21 JDK、Blade CLI、Git、DXPライセンス、Claude Codeが挙げられています。
    • 実行時にライブのコンテンツやワークフローを扱うAIには「AI Hub」、カスタムのデータモデルやフロントエンドを拡張するにはローカルのWorkspaceを使う、という使い分けが示されています。

    編集部コメント

    AIコーディングツールとLiferayの開発環境を組み合わせる実例です。DXPのライセンスが必要な点は、当サイトの「エディションと提供形態・料金」のFree Tierの説明も参考にしてください。

    出典:liferay.dev(Victor Ware氏、2026年9月15日)(この記事は出典をもとに編集部が要約・解説したものです。詳細は原文をご確認ください。)

  • セキュリティスキャナーが指摘するCVEは、Liferayの脆弱性とは限らない

    ニュースのポイント

    • 記事は、「ライブラリにCVEがある」「脆弱性が存在する」「Liferay DXP経由で悪用できる」の3つを別の問題として区別すべきだと説明しています。
    • Spring関連やLog4j 1関連のCVEを例に、悪用には特定の機能や条件が必要で、Liferayが使っていない機能に関するものは影響しない場合があると述べています。対応は「影響なし」「パッチや強化」「アップグレード」の3つに整理されます。
    • 顧客が独自のOSGiモジュールなどで脆弱な機能を有効にすると、新たな攻撃対象になる可能性があります。スキャナーの指摘を消すためにJARを独自に差し替えることは推奨されていません。

    編集部コメント

    監査やスキャナーの結果を受けたときは、件数だけで判断せず、Liferay側の公式な見解(影響の有無)を確認する流れが大切だとわかります。

    公式の脆弱性一覧は、当サイトの「公式リンク集」にまとめています。

    出典:liferay.dev(David H Nebinger氏、2026年8月16日)(この記事は出典をもとに編集部が要約・解説したものです。詳細は原文をご確認ください。)

  • 2026.Q3の新機能「Design Libraries」:複数サイトでデザイン資産を共有

    ニュースのポイント

    • Design Librariesは、複数のサイトで共有できるインスタンスレベルのデザイン資産の置き場です。現時点の対象はStyle BooksとPage Fragments(基本・フォーム)で、機能フラグLPD-57283を有効にするとアプリが表示されます。
    • Style Bookは公開すると、それを使うページに更新が反映されます。Fragmentは公開しても既存の配置は自動では置き換わらず、更新を明示的に伝播させる必要があります。
    • Fragment compositionsは現時点ではライブラリに置けません。ライブラリには独自のメンバーシップとロールがあり、サイト管理者が自動的にライブラリ管理者になるわけではありません。

    編集部コメント

    複数サイトを運用している場合に、デザインの一元管理がしやすくなる機能です。Style BookとFragmentで更新の反映のされ方が違う点は、運用ルールを決める際の注意点になりそうです。

    機能の最新の扱いは、公式ドキュメントのリリース情報で確認してください。

    出典:liferay.dev(David H Nebinger氏、2026年9月25日)(この記事は出典をもとに編集部が要約・解説したものです。詳細は原文をご確認ください。)

  • Liferay DXP 2026.Q3をMCPサーバーとして使う:検証記事の要点

    ニュースのポイント

    • 2026.Q3ではLiferayをMCPサーバーとして使えます。初期状態は無効で、機能フラグLPD-63311を有効にし、コントロールパネルのインスタンス設定からMCP Serverを有効化します。エンドポイントは /o/mcp です。
    • 著者の検証では、ツール一覧として返されるのは4つだけで、AIは必要な領域を探索するたびに詳細を取得します。著者の環境には76のツールセット、約4,000の操作があったとのことです。
    • 認証はLiferayのユーザーに紐づき、そのユーザーの権限が適用されます。著者は使い捨て環境で検証し、本番環境への直接接続は勧めず、読み取り専用の限定されたアイデンティティなどを提案しています。

    編集部コメント

    AIエージェントからLiferayを操作できるようになる一方、権限設計が重要になることが読み取れます。試す場合は、まず検証用の環境で、必要最小限の権限から始めるのが安全です。

    MCPの位置づけや設定の公式手順は、当サイトの「AI機能とMCPサーバー」のページと、公式ドキュメントで確認してください。

    出典:liferay.dev(David H Nebinger氏、2026年9月28日)(この記事は出典をもとに編集部が要約・解説したものです。詳細は原文をご確認ください。)